関市の津保川から飛騨金山に抜ける街道にある袋坂峠。
当初は近くにある小合峠から尾根沿いに歩いて見ようかと思ったのですが、あまり魅力的な山道でなさそうなので、直接こちらに来てみてた。
袋坂峠は新道にトンネルが開通しているので、トンネルの手間から右折して旧道に入ります。
旧県道は峠を越えて通りますが、峠の脇に昔の旧道跡らしきものが残っています。明治以前まではこの道を歩いていたのでしょう。
この峠は『ぎふの峠』でも取り上げられていて、峠から北を見ると御嶽山が大きく現れます。その場所には獄見桜という桜の巨木があり、満開の頃には沢山の花見客が訪れるという。
当日はまだ満開には程遠い開花状況だったが、往時は峠の茶屋もあり、昔から名所として親しまれていたようだ。